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Unraid(アンレイド)は、パソコン1台を家のファイル置き場(NAS)や自宅サーバーにするための OS です。USB メモリから起動して使います。
料金は、Starter が $49(約7,350円)、Unleashed が $109(約16,350円)、Lifetime が $249(約37,350円)です(2026年10月時点。1ドル=150円で計算)。どれも買い切りで、毎月お金がかかることはありません。
迷うのは、Starter と Unleashed についている「1年のアップデート」と、そのあとの「年 $36」です。この記事では、何年使うといくらになるかを計算して、どのライセンスが得かを比べます。結論から言うと、アップデートを受け続けるなら、HDD や SSD を7台以上つなぐ人は5年目から、6台以内の人は7年目から、Lifetime が一番安くなります。
私は 2025年2月に Unraid を買い、家族の写真や動画、ファイル共有、スマートホームを1台で動かしています。我が家の台数で数えた例も載せます。
Unraidの料金は、ライセンスごとにいくら?
公式の料金は、次のとおりです(2026年10月18日に公式の購入ページで確認。円は1ドル=150円の目安)。
| ライセンス | 料金(買い切り) | HDD・SSD などの台数 | アップデート |
|---|---|---|---|
| Starter | $49(約7,350円) | 6台まで | 1年間 |
| Unleashed | $109(約16,350円) | 無制限 | 1年間 |
| Lifetime | $249(約37,350円) | 無制限 | ずっと |
- 料金はドルで表示されます
- 1つのライセンスで使えるのは、サーバー1台です。サーバーは、Unraid を入れて家に置いておくパソコンのことです。2台で使うなら、2つ買います
- 買ったあとの返金は、原則としてありません。なので、先に無料体験で試すのがおすすめです(下で説明します)
- ライセンスのほかに、パソコンと HDD の費用がかかります。我が家の費用の全体(約12万円)は、NASならUnraid一択!1年半使った理由と費用 にまとめました
「買い切り」なのに、毎年お金がかかる?
払わなくても、Unraid はずっと使えます。 年 $36(約5,400円)は、新しいバージョンを受け取り続けたい人だけが払う「延長料金」です。新しいバージョンでは、機能が増えたり、安全のための修正が入ったりします。
- Starter と Unleashed は、買ってから1年間、新しいバージョンに上げられます
- 1年たったら、年 $36 を払うと、さらに1年アップデートを受けられます(払うかどうかは自由です)
- 払わなくても、ライセンスはなくなりません。その時点のバージョンを使い続けられます
- あとから払って、また新しいバージョンに上げることもできます(そのときの延長料金で)
- Lifetime は、延長料金が要りません。Unraid という製品が続くかぎり、アップデートを受けられます
1つ注意があります。延長しなくても、今使っているバージョンの小さな修正はしばらく受けられます。ただ、そのバージョンのサポートが終わると、セキュリティの修正も来なくなります。出先のスマホから家のサーバーにつなぐような使い方をするなら、アップデートを続けるほうが安心です。
Lifetimeは高い?何年使えば一番安くなる?
アップデートを毎年続けた場合の合計です(1ドル=150円。延長料金が今の $36 のまま続くと仮定しています)。
| 使う年数 | Starter | Unleashed | Lifetime |
|---|---|---|---|
| 1年 | $49(約7,350円) | $109(約16,350円) | $249(約37,350円) |
| 3年 | $121(約18,150円) | $181(約27,150円) | $249(約37,350円) |
| 5年 | $193(約28,950円) | $253(約37,950円) ← Lifetime より高い | $249(約37,350円) |
| 7年 | $265(約39,750円) ← Lifetime より高い | $325(約48,750円) | $249(約37,350円) |
| 10年 | $373(約55,950円) | $433(約64,950円) | $249(約37,350円) |
- Unleashed は5年目、Starter は7年目で、Lifetime より高くなります
- なので、HDD や SSD を7台以上つなぐ(Unleashed 以上が要る)なら5年目から、6台以内(Starter で足りる)なら7年目から、Lifetime が一番安くなります
- 3年くらいで使うのをやめるかもしれない人や、アップデートを毎年は受けなくてよい人なら、Starter か Unleashed のほうが安く済みます
- 自宅サーバーは、一度動き出すと何年も使い続けることが多いです。私は Windows ホームサーバーの頃から約20年、自宅サーバーを使い続けています
Starterの「6台まで」は、どう数える?
数えるのは、Unraid のデータの置き場(アレイ)を動かし始める前に、つながっている機器のすべてです。データ用の HDD だけでなく、パリティ(壊れたときの復元用)の HDD や、キャッシュ(速い作業場所)の SSD も数に入ります。USB メモリ1台(ふつうは起動用)は数えません。
我が家の Unraid で数えると、次のとおりです。
| 役割 | 機器 | 台数 |
|---|---|---|
| パリティ | HDD(8TB と 6TB) | 2台 |
| データ | HDD(6TB) | 2台 |
| キャッシュ | SSD(128GB) | 2台 |
| 合計 | 6台 |
我が家は、Starter の上限ちょうどでした。この先 HDD を1台でも足すと、Starter では足りなくなります。
Unraid のいいところは、容量の違う HDD を1台ずつ足していけることです(パリティと1台ずつ増やせるしくみ)。HDD を足していくつもりなら、最初から Unleashed 以上を選ぶほうが、あとで迷わずに済みます。
あとから上のライセンスに切り替えられる?
いつでも切り替えられます。 切り替えの料金を払えば、最初から買い直す必要はありません。切り替えは、Unraid の画面の「Tools」→「Registration」か、Unraid のアカウントのページから行います。
| 切り替え | 料金 |
|---|---|
| Starter → Unleashed | $69(約10,350円) |
| Starter → Lifetime | $209(約31,350円) |
| Unleashed → Lifetime | $149(約22,350円) |
(2026年10月18日に公式のライセンスの FAQ で確認)
切り替えの料金は、ライセンスの値段の差より $9 高くなっています。たとえば Starter を買ってから Lifetime に切り替えると、合計は $258 になり、最初から Lifetime を買う($249)より高くなります。
Unraidは無料で使える?30日の無料体験
無料で使い続けられる版はありません。 公式の購入ページにあるのは、有料の3種類と、30日の無料体験です(2026年10月18日に確認)。
- 30日間、無料で試せます。クレジットカードは要りません
- 体験中は、台数も機能も制限がありません
- 30日で足りなければ、15日ずつ2回まで延長できます(合計60日)
- 無料体験の間は、起動するときの確認にインターネットへの接続が要ります
- 体験中に、Unraid の画面の右上のメニューから、そのままライセンスを買えます
私は無料体験の間に、Unraid の設定と、写真のデータの移行をしました。その時点では、TrueNAS と Unraid の両方に大切なデータがある状態でした。ただ、外から写真を見る仕組み(Immich)や、データを保存する仕組み(Nextcloud)は、まだできていませんでした。
起動用のUSBメモリが壊れたら、ライセンスはどうなる?
Unraid のライセンスは、起動用の USB メモリに結びつきます。
USB メモリが壊れたら、新しい USB メモリにライセンスを移せます(Unraid の画面の「Tools」→「Registration」)。自分で移せるのは、2回目からは12か月に1回までです。それより早く移したいときは、Unraid のサポートに連絡します。
我が家はどのライセンスを買った?
私は 2025年2月に、Lifetime を買いました。決め手は、HDD は絶対に増えると思ったからです。
買うときに考えていた使い方は、次のとおりです。
- SSD 2台で、データを速くやり取りする
- データの保存には、パリティ 2台と、HDD 3台以上
合わせると7台以上になるので、Starter の「6台まで」では足りません。そして、アップデートがずっと無料なので、長く使うなら Lifetime が一番安心だと考えました。
今の我が家は6台なので、まだ Starter の上限の中です。ただ、HDD を1台足せば超え、Unleashed 以上が要ります。そうなると、5年目からは Lifetime のほうが安くなります。
本格的にデータを保存する可能性があるなら、最初から Lifetime を買うべきだと私は思います。あとから切り替えることもできますが、上の表のとおり、最初から買うより高くなるからです。
Unraid を TrueNAS など、ほかの NAS の OS と比べたい人は、TrueNAS vs Unraid!使って分かった違いと選び方 をどうぞ。
昔のライセンス(Basic・Plus・Pro)を持っている人は?
今の3種類になる前に買った Basic・Plus・Pro のライセンスは、今もアップデートをずっと受けられます。延長料金は要りません。切り替えの料金は、公式のライセンスの FAQ で確かめてください。
Unraidの料金のまとめ(2026年10月時点)
- Unraid は買い切り。Starter $49・Unleashed $109・Lifetime $249
- 年 $36 の延長料金は任意。払わなくても、その時点のバージョンを使い続けられる
- アップデートを続けるなら、7台以上なら5年目から、6台以内なら7年目から Lifetime が一番安い
- 台数は、HDD・SSD などつながっている機器のすべて(USB メモリ1台は除く)。HDD を足していくなら Unleashed 以上
- 無料で使い続けられる版は無いが、30日の無料体験で、自分の台数と使い勝手を確かめられる
この記事を書いた人
自宅サーバー歴は、Windows ホームサーバーの頃から約20年です。今は Unraid の1台で、家族の写真・動画・ファイル共有・スマートホームを動かしています。
※この記事は、私の体験や記録をもとに、AI(Claude)に下書きを手伝ってもらって作成しています。料金は、2026年10月18日に Unraid 公式の購入ページとライセンスの FAQ で確かめました。アイキャッチ画像と家族のキャラクターのイラストは AI(Google Gemini)で作成しました。

