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※ここからの会話は、わが家の実際のやりとりをもとに再構成しています(脚色あり)。登場するのは、父(私)・母(妻)・息子の3人で、家族をモデルにしたハムスターのキャラクターで描いています。
LINE で送られた写真は、撮った日時と場所の情報が消えて、保存した日の写真として並んでしまいます。
我が家では、写真アプリの Immich(自宅サーバーで動かす、Google フォトのような写真アプリ)で、カメラの情報も場所の情報も無い写真を、毎晩自動でアーカイブ(隠す場所)に移すようにしました。最初の1回で、729枚が片付きました。消してはいないので、いつでも戻せます。
LINE の写真で、なぜ Immich のタイムラインがずれる?
LINE で送ると、撮った日時と場所の情報が消えます
スマホで撮った写真には、写真の「裏側」に、いつ・どこで・どのカメラで撮ったかのメモが書かれています。このメモを EXIF(イグジフ)と呼びます。
ところが、LINE で写真を送ると、この EXIF が消えてしまいます。受け取った写真を保存すると、「いつ撮ったか分からない写真」になります。
保存した日の写真として並んでしまいます
Immich は、撮った日時の順に写真を並べます。撮った日時が分からない写真は、保存した日(ファイルができた日)の写真として並びます。
我が家で実際に起きたのは、こんなことです。
- 息子が小さいころの写真を、妻と LINE で「この時かわいかったよねー」と送り合って保存したら、昔の写真がタイムラインの一番上にずらっと並んだ
- 友達と遊びに行った写真を、数日後に LINE でもらって保存したら、遊びに行った日ではなくもらった日のところに入った
これが重なって、Immich のタイムラインはぐちゃぐちゃになりました。場所の情報も無いので、Immich の地図にも出てきません。
我が家では、私の iPhone には妻と息子の写真ばかりがたまり、妻の iPhone には私と息子の写真がたまります。以前は LINE で写真を送り合っていたので、こうした「日付の無い写真」がたくさんたまっていました。
LINE の写真を、Immich で自動でアーカイブするには?
「カメラの情報も場所も無い写真」を目印にしました
LINE から保存した写真に、「LINE から来た」という印は付きません。そこで、目印を次のように決めました。
- カメラの情報(メーカー・機種)が無い
- 場所の情報も無い
iPhone のカメラで撮った写真には、ふつうは「Apple iPhone」というカメラの情報が入ります。この2つが両方とも無い写真は、LINE などから保存した写真だと考えられます。
毎晩、自動でアーカイブに移しています
自動化の道具(n8n)で、次のことを毎晩やっています。
- Immich に、ここ3日の間に入った写真を問い合わせる
- カメラの情報も場所の情報も無い写真を選ぶ
- 選んだ写真を、アーカイブに移す
アーカイブは、タイムラインから隠すだけの場所です。写真は消えません。Immich の「アーカイブ」を開けば見られますし、元のタイムラインに戻すこともできます。
最初の1回は、それまでにたまっていた分をまとめて処理しました。妻の iPhone から399枚、私の iPhone から330枚、合わせて729枚がアーカイブに移りました。スクリーンショットも同じ目印に当てはまるので、一緒に片付きました。
一眼レフで撮った写真は、この処理の対象から外しています。
自動でアーカイブして、困ることはある?
LINE 以外の写真も、隠れることがあります
「カメラの情報も場所も無い」写真は、LINE から保存したものだけではありません。ほかのアプリで加工した写真なども当てはまります。
ただ、アーカイブは隠すだけなので、困ったら戻せば済みます。消すのではなく隠す、にしたのはこのためです。
取り込みが3日以上遅れると、漏れます
毎晩の処理は、「ここ3日の間に入った写真」だけを見ています。何かの理由で写真の取り込みが3日以上止まると、その間の写真は対象から漏れます。そのときは、手でまとめて処理し直します。
同じ写真が何枚もたまったら?
Immich の「重複を確認」で、まとめて片付けられます
LINE で写真を送り合っていると、同じ写真が何枚もたまります。Immich には、似た写真の組を見つけてくれる機能があります。
- 左のメニューの「ユーティリティ」を開く
- 「重複を確認」を押すと、同じ写真の組が一覧で出る
- 何組か見て、本当に同じ写真か確かめてから、「すべて重複を解消」を押す
各組で1枚を残して、残りはゴミ箱に移ります。
ゴミ箱の「すべて復元」は押さないでください
これは我が家の失敗です。別の写真を消す作業の途中で、ゴミ箱の「すべて復元」を押してしまいました。すると、前に片付けた重複の写真や、もう要らない写真が、まとめてタイムラインに戻ってきました。
もう一度「重複を確認」で片付け直して元に戻りましたが、ゴミ箱の中身を確かめてから操作するようにしてください。
LINE で、撮った日時を残したまま送ることはできる?
ここまでは「消えてしまった写真をどう片付けるか」の話でした。そもそも、送る側で工夫すれば、撮った日時を残したまま送れることもあります。方法は2つです。
「オリジナル画質」で送る
写真を選ぶ画面で、左下の「ORIGINAL」(古い画面では「オリジナル画質」)をオンにしてから送ります。圧縮されずに、元の画質のまま届きます。
ただ、撮った日時や場所の情報(EXIF)がどこまで残るかは、調べた記事によって「一部が残る」「ほぼ全部残る」「撮影日は空欄だった」と結果が分かれていました。LINE のバージョンやスマホの種類で変わるのかもしれません。
「ファイル」として送る
写真を「写真」としてではなく、「ファイル」として送る方法です。元のファイルのまま届くので、撮った日時や場所の情報が残りやすい、と紹介されています。iPhone の場合は、写真をいったん「ファイル」アプリに保存してから、LINE の「+」→「ファイル」で選んで送ります。
我が家でも、以前この方法で送ったことがあり、撮った日時がちゃんと残りました。ただ、毎回ファイルに保存してから送るのは手間です。今は夫婦の写真が Immich で自動で同じタイムラインに並ぶので、この方法は使っていません。
残っているかは、Immich で確かめられます
受け取った写真を保存したら、Immich で写真を開いて「ⓘ」(丸に i)を押してみてください。撮った日時とカメラの名前が出ていれば、情報は残っています。
情報が残っている写真は、撮った日のところに正しく並びます。カメラの情報もあるので、我が家の自動アーカイブの対象にもなりません。
友人からの写真は、Immich で日付を直しています
友人からもらう写真まで、「ファイルで送って」と毎回お願いするのは面倒です。友人からの写真はそれほど多くないので、我が家では、Immich の画面でまとめて選んで、撮った日付を直しています。
やり方は簡単です。Immich で写真を開いて「ⓘ」を押すと、右側に写真の情報が出ます。日付の横にある鉛筆のボタン(日付を編集)を押すと、撮った日時を直せます。「場所を追加」の横の鉛筆を押せば、撮った場所も入れられます。

遊びに行った日に直しておけば、その日のところに並びます。自動でアーカイブに隠れていた写真は、「アーカイブ」を開いて同じように直し、アーカイブを外せばタイムラインに戻ります。
⚠️ 情報が残るということは、撮った場所も相手に伝わるということです。家族の間ならよいですが、家族以外に送るときは気をつけてください。
まとめ:LINE の写真は、隠すだけで Immich がすっきりする
- LINE で送られた写真は、撮った日時と場所の情報(EXIF)が消えて、保存した日の写真として並びます
- 「カメラの情報も場所も無い写真」を目印に、毎晩自動でアーカイブに移すと、タイムラインが元どおりになります。最初の1回で729枚が片付きました
- 消さずに隠すだけなので、間違って隠れた写真も戻せます
- 同じ写真がたまったら、「重複を確認」でまとめて片付けられます
- 送る側が「ファイル」で送ると、撮った日時を残せます(我が家でも残りました)。友人からの写真は、Immich でまとめて日付を直すのが手軽です
そもそも、夫婦2人の iPhone の写真が自動で同じタイムラインに並ぶようにしてからは、LINE で写真を送り合うこと自体が減りました。その仕組みは、こちらの記事にまとめています。
我が家の Immich は、自宅サーバーの Unraid(NAS 用の OS)の上で動かしています。Unraid に興味がある方は、こちらからどうぞ。
この記事を書いた人
自宅サーバー歴は、Windows ホームサーバーの頃から約20年です。
※この記事は、私の体験や記録をもとに、AI(Claude)に下書きを手伝ってもらって作成しています。費用や設定などの事実は、私が確認しています。アイキャッチ画像と家族のキャラクターのイラストは AI(Google Gemini)で作成しました。
