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Lightroom Classic を解約しても、パソコンや NAS にある元の写真は消えません。Adobe の説明では、解約したあとも写真の読み込み・整理・書き出しはできます。使えなくなるのは、現像(編集)の機能です。
ただし、解約の前にやっておかないと困ることがあります。私は2026年9月6日に Lightroom を解約しました。その直前に、どこにも控えのない Lightroom のカタログ(51GB)が、Mac の中に残っているのを見つけました。そのまま解約していたら、Mac が壊れたときに、現像の記録を失うところでした。
この記事では、解約すると何が残って何が消えるのかと、解約前にやること5つをお伝えします。
Lightroom を解約すると、データはどうなる?
元の写真は消えません
Lightroom Classic は、写真そのものをパソコンや NAS(家の倉庫のような機器)のフォルダに置いたまま使うソフトです。Lightroom の中にあるのは、「どの写真をどう現像したか」の記録(カタログ)だけです。
なので、解約しても、フォルダの中の写真は1枚も消えません。
解約後も使える機能・使えなくなる機能
Adobe の説明をまとめると、次のとおりです。
| 解約後も使える | 解約後は使えない |
|---|---|
| 読み込み・ライブラリ(写真の一覧と整理)・書き出し・ブック・スライドショー・プリント・Web | 現像・マップ・他のアプリで編集 |
つまり、今までの現像の結果を書き出すことはできますが、新しく編集することはできなくなります。
クラウド版の Lightroom は、話が別です
Lightroom には、写真を Adobe のクラウドに置く版もあります。私はクラウドを使っていなかったので、この記事はパソコン版(Lightroom Classic)の話です。クラウドに写真を置いている人は、解約の前に Adobe の案内で、写真をいつまで取り出せるかを確かめてください。
Lightroom を解約する前にやること5つ
① カタログがどこにあるか、全部探す
最初にやるのは、Lightroom のカタログがどこにあるかを、全部探すことです。
私は、自宅サーバーにカタログの控えがあるので大丈夫だと思っていました。ところが、解約の前に Mac を片付けていたら、ピクチャフォルダの中に Lightroom というフォルダがあり、カタログが入っていました。
| カタログの大きさ | 最後に更新した日 | |
|---|---|---|
| Mac の中 | 936MB | 2026年9月5日(こちらが使っていたもの) |
| サーバーの控え | 853MB | — |
大きさも日付も違う、別のカタログでした。サーバーの控えは、使っていたカタログの控えではなかったのです。
パソコンを何台か使ってきた人ほど、カタログが何か所かに散らばっていることがあります。Lightroom の「カタログ設定」で今のカタログの場所を確かめ、ほかのパソコンや外付けのディスクにも残っていないか探してください。
② カタログの控えを取る(プレビューは要らない)
カタログのフォルダは51GBありましたが、その大半はプレビュー(一覧を速く表示するための縮小画像)でした。プレビューは、Lightroom がまた作れるので、控えには要りません。
| 中身 | 大きさ | 控えに取ったか |
|---|---|---|
カタログ本体(.lrcat) |
936MB | ✓ |
カタログの付属データ(.lrcat-data) |
324MB | ✓ |
| Lightroom が自分で取っていた控え(Backups) | 1.2GB | ✓ |
| 古いカタログ | 661MB | ✓ |
| プレビュー | 48GB | 取らない |
| 補助のデータ(Helper) | 203MB | 取らない |
控えに取ったのは、合わせて約2.4GBです。私は自宅サーバーの写真のフォルダに置きました。そこは毎日 OneDrive にも自動で送られるので、家の外にも控えができます。
③ 控えが元と同じか確かめる
コピーしただけで安心しないで、元と同じになっているかを確かめます。私は、フォルダの中の「ファイルの数」と「大きさの合計」を、元と控えで比べました。3つのフォルダとも、ファイルの数も大きさも1バイトまで一致しました。
⚠️ Mac と NAS では、フォルダの「使っている容量」の表示がずれることがあります(ディスクの仕組みが違うため)。比べるのは、ファイルの数と、ファイルそのものの大きさの合計にしてください。
確かめたあと、Mac の中の Lightroom のフォルダは削除しました(2026年9月29日)。
④ まだ書き出していない写真を書き出す
解約したあとも書き出しはできますが、新しく現像することはできません。現像の途中の写真や、まだ書き出していない写真は、契約中に仕上げて書き出しておくと安心です。
私は、ほとんどの写真を書き出し済みでした。手元には、RAW のフォルダに約5万ファイル、現像した JPEG が約1万7千枚あります(2026年9月時点)。どちらも、自宅サーバー・Windows のパソコン・クラウド(Amazon Photos や OneDrive)に分けて、3〜4か所に控えを置いています。
書き出すときは、撮った日時などの情報を消さない設定にしておきます。あとで写真アプリに取り込んだとき、日付どおりに並べるためです。
⑤ 解約のタイミングを確かめる
Adobe の年間プランを月々払いで契約している場合、途中で解約すると、残りの期間の料金の50%を解約手数料として払うことがあります。解約の画面で金額が表示されるので、手続きを進める前に確かめてください。
もう1つ、解約の手続きを進めると、引き止めのためのオファーが出ることがあります。私のときは「3か月無料」のオファーが出ました。迷っているなら、オファーを受けて、その間に書き出しや控え取りを済ませる、という手もあります。
私は、オファーを使わず、更新日も待たずに解約したので、3,342円の解約手数料がかかりました。
私の場合は、解約したあとも、契約の期限までは現像の機能が使えました。解約を決めたら、期限までの間に④の書き出しを済ませるとよいと思います。
Lightroom のカタログは、ほかのソフトに移せる?
残念ながら、移せません。カタログは Adobe 独自の形式で、ほかの現像ソフトにきれいに移す方法がありません。
それでも、困ることは意外と少ないです。書き出した JPEG は残るので、写真を見る分には何も失いません。失うのは、「あとから現像をやり直す自由」だけです。
それでも私は、カタログの控えを残しています。いつか Lightroom に戻ることがあれば、そのまま使えるからです。
解約したあと、写真はどう管理している?
私は今、現像はカメラメーカーの無料ソフト、写真の管理は自宅サーバーで動かす Immich(Google フォトのような写真アプリ)に分けています。Lightroom の代わりの選び方は、別の記事で詳しく紹介します。
まとめ:Lightroom の解約前に、カタログを探して控えを取る
- 解約しても、元の写真は消えません。書き出しもできます。使えなくなるのは現像(編集)です
- 解約前にやること5つ
- カタログがどこにあるか、全部探す
- カタログの控えを取る(プレビューは要らない)
- 控えが元と同じか確かめる
- まだ書き出していない写真を書き出す
- 解約のタイミング(解約手数料)を確かめる
- 私のように、思っていた場所とは別の所に、使っていたカタログが残っていることがあります。①だけは必ずやってください
我が家の写真とカタログの控えは、自宅サーバーの Unraid(NAS 用の OS)にまとめています。Unraid に興味がある方は、こちらからどうぞ。
この記事を書いた人
Adobe のソフトを約10年使ってきました。自宅サーバー歴は、Windows ホームサーバーの頃から約20年です。
※この記事は、私の体験や記録をもとに、AI(Claude)に下書きを手伝ってもらって作成しています。費用や設定などの事実は、私が確認しています。アイキャッチ画像は AI(Google Gemini)で作成しました。
